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オオグチボヤ
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オオグチボヤ 学名:Megalodicopia hians英名:Predatory tunicate 白く半透明で、パックリと口を開け異様な姿をしていますが、オオオグチボヤはホヤの仲間です。ホヤは大量の海水を身体に取り込んで、いわゆる鰓を通して海水中のプランクトンを漉しとって食べる動物です。 その外観はまるで口のようで、プランクトンを集めるというよりも小さな無脊椎動物を捕獲するために使われると考えられています。水深が深くなると、海水中のプランクトンが減少するためか、本来はプランクトンをかき集めて食べる食性を持った動物でも、捕食性になった種類が見られる時がありますが、オオグチボヤもそんな種類の動物であるようです。 あたかも深海に息づく謎の生命体ですが、ホヤは原索動物の一種であり、すなわち人類の遠い祖先でもあります。 富山湾東方の親不知沖や糸魚川沖の水深300から1000bの海底で、オオグチボヤの生息が確認されているそうです。 |
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